国内外の高品質なマイクや機材で、音楽の可能性を引き出しましょう
レコーディング
アナログやデジタル機材を豊富に取り揃え、様々なスタイルや音楽に合わせた制作環境をサポートします。
過去40年近い間に厳選していった、ビンテージマイクやアウトボードのコレクションは、デジタル環境だけでは表現しにくい、アナログならではの耳当たりの良いサウンドをご提供します。
レコーディングブース
レコーディングで使用するスタジオは、2部屋あります。2部屋共にアナログコンソールを用意しており、バンドやボーカル、アコースティック楽器のレコーディングなど、幅広い内容に対応できます。レコーディング時のヘッドホンモニターも、遅延のないアナログサウンドを聴きながら演奏ができます。また、ジャンルを問わず使用されているプリアンプの名器 Neve 1073や、希少な実機のプレートリバーブ EMT240など、2部屋共に設置しています。
SSL studio Booth レコーディング
ミックス
レコーディング・ミキシングに評価の高いSSL AWS 900+ を設置しています。
アナログミキサーとしてはもちろん、Protoolsのコントロールもできてしまうハイブリッド型のコンソールです。
各チャンネルには、様々なメーカーから出ているPlug-inでもお馴染みの、SSLの4バンドEQがついており、マスターチャンネルには名器 SSL Bus Compressorも搭載されています。
また、アウトボードに10チャンネル以上のNeve系プリアンプを備えていますので、大型ミキサー全盛期に行われていた Neveでレコーディングをして、SSLでミックスするという使い方もできます。
レコーディングには、Cスタジオ、ピアノルーム(Steinway B211常設)、Cスタジオとピアノルームの間の廊下、の3箇所を演奏ブースとして使用できます。
(ピアノルームと廊下は、アコースティック楽器・ボーカルの演奏のみとなります。)
SSLのモダンで繊細な、美しいサウンドが特徴のスタジオです。
- 機材一覧
Mixing Console: | SSL AWS 900+ |
ProTools: | HDX + HDXカード x1 HD I/O x2 24in 24out / 256TR |
Monitor Speaker: | YAMAHA NS10M STUDIO |
Power Amp: | AMCRON PSA-2 |
AD Converter: | dcs 902 |
Master Recorder: | TASCAM CD-RW2000 |
Mic Pre Amp: | NEVE1073 (1970’s Original) 2ch NEVE 1272 (1970’s Original) 2h NEVE V3 (1980’s Original) 2ch AMEK 9098 2ch |
EQ: | GML 8200 PULTEC EQP-1A |
Comp & Limiter: | UREI1176LN U/AUDIO 1176LN TUBE TECH LCA 2A WAVES L2 dbx 160X |
Reverb: | T.C. electronic M4000 YAMAHA SPX1000 |
Neve studio Booth レコーディング
ミックス
大型の Neve V3 60ch を設置しています。
Neveらしい、太くて存在感のある音でレコーディング・ミキシングができます。
4バンドのEQと、素晴らしい音質のコンプレッサーが各チャンネルについており、マスターチャンネルには、アウトボードでSSL Bus Compressorをご用意しています。
ビンテージ NeveやEQ・コンプレッサーのアウトボードも数多く設置しているのも特徴です。
レコーディングには、Eスタジオ、Fスタジオ、ピアノルーム(Steinway B211常設)の3箇所を演奏ブースとして使用できます。
(ピアノルームはアコースティック楽器・ボーカルの演奏のみとなります。)
Neveのシルキーで艶のあるサウンドが特徴のスタジオです。
- 機材一覧
Mixing Console: | NEVE V3-60 / 60 input 48 bus out |
ProTools: | HDX + HDXcard HD I/O x2 32in 32out / 256TR |
Monitor Speaker: | YAMAHA NS10M” “GENELEC 1033A” |
Power Amp: | AMCRON PSA-2 |
AD Converter: | dB Technologies AD122-96 |
Master Recorder: | STUDER 820 / Analog 1/2 inch TASCAM CD-RW2000 |
Mic Pre Amp: | NEVE1073 (1970’s Original) 2ch NEVE1272 (1970’s Original) 4ch NEVE V3 (1970’s Original) 2ch SSL X-Rack VHD Input Module x2 |
EQ: | GML 8200″ “PULTEC EQP-1A/EQH-2/MEQ-5” “SSL X-Rack Channel EQ Module x4 |
Comp & Limiter: | UREI 1176 PUEPLE AUDIO MC77 (1176) TERETOLNICS LA-2A WAVES L2 SSL X-Rack Stereo Bus Compressor Module |
Reverb: | LEXICON 480L Classic Cartridge EMT 140 (Tube Plate) ,EMT 140 (TR Plate)” “TC REVERB 4000 |
ミックス
ミックスの工程では、各楽器のバランスや音質・エフェクトなどを調整します。各楽器・ボーカルなどの音色・バランスを細かく調整して、楽曲全体の印象をつくり上げていく、とても繊細で重要なプロセスです。
スタジオユーでは、豊富なアナログ機材を駆使して、イン・ザ・ボックス(PC完結ミックス)や宅録とは違った質感の、奥行きがある豊かなサウンドでミックスができます。また、適材適所にプラグインも使用して、アナログとデジタルの良いところを活かしたハイブリッドなミックスが可能です。この手法は、ソロ楽器~弾き語り~バンドサウンド~ダンスミュージックなど、ジャンルを問わず幅広いニーズに対応ができます。
ミックスのプランは、オンラインでデータをやり取りする「オンラインミックス」と、最初から完成までを全て立ち会いで進める「立ち会いミックス」の2パターンをご用意しております。スケジュールや予算に合わせて、プランニングをご相談ください。
マスタリング
マスタリングは、ミックスが完了した楽曲を、音楽配信・CD・アナログレコードなど、リリースするメディアに合わせて最適な音質に調整をする、最終の仕上げとなる工程です。アルバムなど複数曲をリリースする場合は、通して聴いた時に違和感がないように、各曲の音量感も揃えます。
スタジオ ユーのマスタリングルームは、デジタルからアナログ、アナログからデジタルへの、音声信号の出入り口の変換器から厳選して、様々なタイプのコンプレッサーやイコライザーの音質を十分に発揮できるようにチューニングしています。
真空管式の機材も取り揃えており、コンプレッサーは、「Fairchild 670(1950’s Original)」「Manley Stereo Variable-Mu Comp」、EQは「Pultec EQH-2 (1960’s Original)」「Manley Massive Passive Stereo EQ」がご利用いただけます。
他にも、クリーンな音質の「Avalon」のコンプレッサー・EQや、NeveやBetter Makerなどのアウトボードも設置しており、幅広い音楽のスタイルやジャンルに対応ができます。
スタジオマスターテープレコーダーの定番「STUDER A820」を常設していますので、アナログテープの独特なサウンドをマスタリングに活かすこともできます。
また、7.1.4チャンネルのスピーカーを設置して、「Dolby Atomos」や「360Reality Audio」など、空間オーディオの音楽制作にも対応しています。
- 機材一覧
H/A & EQ: | “AMEK SYSTEM 9098EQ” “NEVE 1073” “SHEP 1073” “SHEP 31105” |
H/A: | TUBE-TEC MP-1P |
EQ: | “QUAD/EIGHT EQ-312D” “PULTEC EQH-2” “AVALON DESIGN AD2077” |
Comp/Limiter: | “AVALON DESIGN AD2044” “QUAD/EIGHT AM-2B” “UREI model 1178” “FAIRCHILD MODEL 670” |
AD Converter: | dB Tecnologies AD122-96 |
Tape Recorder: | STUDER A820(1/2&1/4inch) |
Mixer: | STUDER 961 |
Moniter System: | SONY Custom Console |
Monitor SP: | YAMAHA NS-10M STUDIO GENELEC 1031A |
Power Amp: | AMCRON PSAⅡ MCINTOSH MC2205 |
Wrighting Software: | MAGIX SEQUOIA 13 |
Master CD Recorder: | PLEXTOR PREMIUM II |
DAW: | MAGIX SEQUOIA 13 |
Cassette Deck: | TASCAM 122 MK III |
Turn Table: | DENON DP-1000 |
MC-Transformer: | TRIAD A-10J |
空間オーディオ ミックス
空間オーディオは、ステレオ(左右)の平面の音場だけでなく、前後・上下の360度・全方向に音が配置できる音響技術です。
他にも『立体音響』『サラウンド』『イマーシブサウンド』など様々な呼び方がありますが、どれもほぼ同義語で、スピーカーを前後・左右・上下に10本以上配置したり、バイノーラルという技術を使ってヘッドフォンやイヤホンでも楽しむことができます。
近年は、AppleやAmazonの音楽配信サービスにも採用されて、空間オーディオでリリースされる楽曲にふれる機会が増えてきました。
スタジオ ユーでは、12本(7.1.4)のスピーカーを使って、空間オーディオのモニターをすることができます。
ミックスは、『Dolby Atomos』、『360 Reality Audio』の技術を使って、『Apple Music』または『Amazon Music Unlimited』で配信できるフォーマットで制作します。
・Dolby Atomosは、映画館でも目にすることも多いと思いますが、音楽では『Apple Music』、『Amazon Music Unlimited』から配信ができます。イヤホンやヘッドホンで聴く場合、『Apple Music』は「AirPods」や「Beats」の対応機種、『Amazon Music Unlimited』は機種の指定なく全てのイヤホン・ヘッドホンで再生できます。
・360 Reality Audioは、Sonyの開発した立体音響技術で、主に『Amazon Music Unlimited』から配信できます。『Amazon Music Unlimited』で聴く場合は、機種の指定なく全てのイヤホンやヘッドホンで再生できます。
空間オーディオのミックスは、ステレオミックスと全く同じオーディオデータがあれば、他にご用意していただくデータはありません。ステレオミックスが完了していない場合も、通常通りにレコーディングしたデータがあれば、空間オーディオのミックスができますので、お気軽にお問い合わせください。
マイクギャラリー
レコーディングパックプラン
1〜3時間(通常料金) | 7,000円〜21,000円 1時間あたり7,000円(税込) |
4〜5時間 (パック料金) | 24,000円〜30,000円 1時間あたり6,000円(税込) |
6時間〜8時間 (パック料金) | 34,800円〜46,400円 1時間あたり5,800円(税込) |
ボーカル・ナレーション
1時間あたり | 5,500円(税込) |
ミックスダウン
1時間あたり | 4,500円(税込) |
マスタリング
1〜2時間(通常料金) | 6,500円〜13,000円 1時間あたり6,500円(税込) |
3〜4時間(パック料金) | 18,000円〜24,000円 1時間あたり6,000円(税込) |
5時間〜 (パック料金) | 27,500円〜 1時間あたり5,500円(税込) |
オンラインマスタリング
ミックスダウンが完了したオーディオファイルをメールで受け取り、マスタリングしたデータの納品するまでオンラインで完結します。何度もマスタリングを利用されている方や遠方に住んでいらっしゃる方におすすめです。
音質・音圧調整 | 立ち会いマスタリングと同様の作業をさせていただきます |
曲間調整 | ご希望のある場合は要相談 |
音源の受け渡し | メール |
作業期間 | 最大で2週間程度です |
支払い方法 | 銀行振込 |
1曲〜(通常料金) | 6000円〜12,000円 1曲あたり6,000円(税込) |
3曲〜(パック料金) | 16,500円〜22,000円 1曲あたり5,500円(税込) |
5曲〜(パック料金) | 25,000円〜 1曲あたり5,000円(税込) |
空間オーディオ
1曲あたり | 22,000円(税込) |
Dolby Atmos
マスタリングは音声制作における最終工程です。ステレオミックスをさらに微調整し、すべての音響システム、メディアフォーマットで綺麗に再生されるように整えるプロセスです。
巨大なスピーカーを備えたライブハウスから、小さいスマホスピーカーまで、再生するすべてのサウンドシステムで音楽が適切に聞こえるようにすることを目的としています。
また、曲と曲の間の繋がりを決めたり、アルバム単位の全体的なサウンド品質に統一感を持たせるといった役割もあります。
マスタリングではイコライザー、コンプレッサー、リミッター、ステレオエンハンサーなどを使って作業します。